風魔小太郎とは何者だったのか?北条家に仕えた謎の集団「風魔忍軍」の活躍とその末路 (2/4ページ)
五代目の風魔小太郎は、北条氏政・氏直の時代に仕えた人物で、ここで小太郎は一族もろとも大活躍をし、一日本史上に名を残すことになりました。
彼は身長2メートルを越す大男で声も大変大きく、黒髭を生やしており、その口からは牙まで生えていたといいます。ぜんぜん「小太郎」という感じじゃないですね。三国志に出てくる豪傑みたいです。
おそらく、多くの人が風魔小太郎という名前を聞いて真っ先に頭に浮かぶイメージは、この人物のものでしょう。
『北条五代記』万治版挿絵に描かれた風广(Wikipediaより)
風魔一族とは何だったのかさて、そんな風魔一族の出自をめぐっては、いくつかの説があります。
この時代の日本人の平均身長は160センチル弱程度でした。それと比較すると、いくらなんでも五代目風魔小太郎の身長は破格すぎます。
このような日本人離れした身長や卓越した騎馬技術などから、風魔一族は外国からやってきた騎馬民族だったのではないか、とする説があります。
またスパイ活動を得意としていた点や、「風魔」という名前などから、北条家の家臣で、諜報や警備を担当していた風間出羽守(かざまでわのもり)という人物がその正体ではないかという推測もあります。
いずれにせよ確かな証拠はどこにもないことから、今のところその正体は不明です。