過去最大の宇宙地図によって宇宙の膨張速度を測定。326万光年あたり毎秒75km (1/3ページ)
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その広大さゆえに、一見静止しているように見えるかもしれないが、宇宙は絶えず膨張している。
5万6000の銀河までの距離をマッピングした最新の宇宙地図によれば、宇宙が膨張する速度は「メガパーセク(=約326万光年)あたり毎秒75キロ」であるそうだ。
また、宇宙の年齢は約138億年と考えられているが、それよりもさらに古いとされる「メトシェラ星(HD 140283)」も見つかっており、その推定年齢が本当に正しいのか疑問視されている。
・最新の宇宙地図で導き出された宇宙の膨張率
今回、複数の方法でより正確な宇宙の地図が作成された。そこから導かれる誤差が少ない宇宙の膨張速度は、宇宙の年齢を正確に知るうえでも欠かせないものだ。
宇宙の膨張速度は、「ハッブル定数」によって表される。
これはハッブルルメートルの法則における、宇宙の現在の膨張率を表す定数で、銀河までの距離をr(Mpcメガパーセク)、後退速度をv(km/s)とすると、ハッブルルメートルの法則はv=H0rで表され、その比例係数H0がハッブル定数となる。