「会社の悪口を言う新人」の実力が伸びないワケ (2/2ページ)

新刊JP

本書では「チームの和がないから力を発揮できない」というのは、言い訳にすぎないとしている。

各々が責任をもって、任された仕事をこなしていくことでチームとしての目標を達成していくのが、本来の仕事のありかただ。それであれば、個々人があえて仲よく必要はない。

「伸びる新人」は仲のいい組織でなければ働きたくない、とは思わない。自分が結果を出すことで、チームの仲を良くしようと思うのだ。

■伸びる新人は、困っている同僚の仕事を気やすく手伝わない

職場で、何か仕事に困っているらしい同期の社員がいる。周囲を見ると、先輩社員は見てみぬふり。助ける様子はない。

学校であれば、こんな時は声をかけて手伝ってあげるのがあたりまえかもしれない。しかし、会社では、それは正しくないどころか「ルール違反」になりえる。

会社では、新人も含めて誰もに「求められている成果」があり、その成果を得るためにやるべき業務の範囲が決まっている。誰に頼まれたわけでもなく、自己判断で困っている同僚を手伝うのは、この“守備範囲”を勝手に変えることに他ならない。たとえ助け舟を出すにしても、誰に頼むかは上司の仕事である。

会社がどういうメカニズムで動いているかを把握して、自分に許されている行動とそうでない行動をわきまえる。この察知能力も、伸びる新人には欠かせない資質だろう。

本書では、人間の思考パターンのメカニズムから、会社員(特に新人)がとるべき行動、あるいはとらない方がいい行動を解説していく。

これから仕事で実力をつけて、バリバリ働きたいという若手社員はもちろん、「若手社員がなかなか戦力化しない」という会社の管理職にとっても、学ぶべきことは多いはずだ。

(新刊JP編集部)

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