ナミブ砂漠に点在する「フェアリーサークル」の謎がついに解明か?植物の自己組織化による可能性が濃厚 (3/4ページ)
サークル内の草は雨が降った後すぐに枯れてしまい、シロアリが食べられるようなものは残されていないのだ。
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Demystifying the secrets of Namibia’s fairy circles: part I (one week after rainfall in 2020)・サークル外部の草がぐんぐん水を吸収
地中の水分データは、まだ草がしっかり生えていない雨の直後、サークル内外の水分が緩やかにしか減らないことを示していたという。
ところがサークル外の草が十分に育つと、内側には水を吸収する草がほとんど生えていないというのに、サークル内が急速に乾いていったのだ。
ゲッツェン博士は、「猛暑のナミブ砂漠では、草からは常に水分が失われています。そのせいで根の周囲に水分の空白地帯ができ、そこに水が吸われます」と説明する。
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Demystifying the secrets of Namibia’s fairy circles: part II (35 days after rainfall)
こうした発見は、地中の水分が7メートル以上も速やかに拡散することを示した過去の研究を裏付けているとのことだ。
ナミブ砂漠の草は、等間隔にあるフェアリーサークルを通じて、生態系のエンジニアとして働き、剥き出しの地面がもたらしてくれる水の恩恵を受けているのだそうだ。
ゲッツェン博士によると、世界各地の乾燥地帯には、これと同じような自己組織化された植生構造が存在するという。
そうした地域にある植物は、不思議な幾何学模様を形成することで厳しい環境を生き抜いている。