ナミブ砂漠に点在する「フェアリーサークル」の謎がついに解明か?植物の自己組織化による可能性が濃厚 (2/4ページ)

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 フェアリーサークルの真実を突き止めるため、ドイツ・ゲッティンゲン大学のシュテファン・ゲッツェン博士らは、サークル周囲に水分計を設置、2020年の乾季から2022年の雨季の終わりにかけて、土に含まれる水分量を記録してみることにした。

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ナミブ砂漠を上空から撮影したもの。見渡す限りフェアリーサークルが広がっている / image credit: Dr Stephan Getzin・雨が降った後、サークル内の草が枯れ、発芽しないことが判明
 その結果、雨が降ってから10日後、サークル内ではすでに草が枯れ始めただけでなく、ほとんど草が発芽しないことが判明した。

 20日が経過すると、サークル内の草は完全に枯れて黄色く変色したが、周囲の草は青々と元気なままだったという。

 もう1つ重要なのは、サークル内の草の根が、外側の草よりも長く伸びていたことだ。つまり、草が水を求めて根を伸ばそうと頑張った証拠だ。

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ナミブ砂漠数ヶ所で採取された草。黄色く枯れた草は、サークルの内側に生えていたもので、サークル外側の草に比べて根が長い。ただしシロアリに食われたような形跡は認められなかった/ / image credit:Credit: Dr Stephan Getzin

 その一方、シロアリによって根が食われた形跡はなかったという。枯れた草の根の損傷がはっきり確認できるようになったのは、雨から50~60日後のことだった。

 ゲッツェン博士は、「サークル内の草の消失は、シロアリの活動では説明できません」と説明する。

 なぜなら、そこにはシロアリの餌がないからだ。
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