俺たちの北条泰時、実は和田合戦の際に二日酔いだった件 『吾妻鏡』より【鎌倉殿の13人】 (3/4ページ)

Japaaan

でも、戦さの極限状況下にあってはそんな選り好みなど言ってはいられません。そこへ葛西六郎(かさい ろくろう)が差し出してくれた竹筒の中身が酒だったからと言って、誰がこれを断れるでしょうか?」

これは水分として摂取するのだからあくまでも水分なのであって、ちょっとくらい(例えば1~2割くらい)アルコールが混じっていたからと言って、それを酒と決めつけてしまっていいのでしょうか。

そう。少しくらいアルコールが混じっていても、これは紛れもなく水分であり、水分補給と他人様の好意は大事なのである(イメージ)

いや、よくない。六郎の好意を無下にするなんて許されない。ここは責任をもって、しっかりと好意を受け止めなければなりません。

「……と思ったら、近くに尾藤次郎(びとう じろう。景綱)がいたので、竹筒の中身を分けることにしました。彼こそは真の忠臣です。なぜなら『禁酒の誓いはどうしたんですか?』などと聞かなかったのですから」

一同大爆笑。まぁ、今後は「なるべく大酒を呑まない」という誓いに変えたということです。

終わりに

……又昨今兩日。致合戰之輩。多以參匠作御亭。々主勸盃酒於件來客給。此間被仰云。於飲酒者。永欲停止之。其故者。去朔日入夜。有數献會。而曉天〔二日〕義盛襲來刻。憖以着甲冑。雖令騎馬。依淵醉之餘氣。爲惘然之間。向後可断酒之由。誓願訖。而度々相戰之後。爲潤喉尋水之處。葛西六郎〔武藏國住人〕取副小筒与盞勸之。臨其期。以前之意。忽變用之。至盞者給景綱〔尾藤次郎〕人性於時不定。比興事也。但自今以後。猶不可好大飲云々。

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