10年間自ら歯を抜き続けた50歳男性、ビールを鎮痛剤に 歯医者の予約取れず社会問題化? (1/3ページ)
世の中には一般常識では考えられないことをする人がいるが、とある国では歯医者の予約が取れないことから、自らの手で問題を解決しようとした男性がいる。
イギリスに住む50歳の男性が、歯医者の予約が取れず、過去10年以上(一部報道では最大で15年とされている)自分自身で歯を抜くDIY歯科治療を行い、ほぼ全ての歯がないことが明らかになった。海外ニュースサイト『Daily Mail Online』と『Liverpool Echo』、『Oddity Central』などが10月17日までに報じた。イギリスでは歯医者の予約が取れないことが社会問題となっているが、10年以上、歯を抜き続け歯がほとんどないという例は珍しい。
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報道によると男性は歯に痛みがあったが、歯医者の予約がなかなか取れなかったという。イギリスではプライベート保健と公的な国民保健(NHS)のサービスがあり、男性は公的な国民保健サービスを利用していた。自らどちらかを選ぶことができるが、プライベート保険は一定の保険料を支払う必要があり、国民保険の場合は国家予算などで医療費を賄っており無料である。だがプライベート保険所持者は医療機関の予約を取りやすいものの、国民保険所持者は予約が取りにくいという欠点がある。なお、歯医者に限っては国民保険所持者も一定額の支払いが必要になるが、男性は低所得者で政府からの給付金を受給しているため無料で受けられることになっていた。
どれほどの予約待ちがあったのかは不明だが、男性は自分で歯を抜いていた。男性によると、虫歯などが原因で歯がグラついてくると、感覚を少しでもまひさせようと「ビールを数杯飲んで、大体の場合、手で歯を抜く」という。過去にはペンチを使ったこともあったが、現在は手で抜いている。多少の出血はあるものの、痛み止めを飲んでやり過ごしていた。自分で抜いたため現在、男性はほとんどの歯がない。