「ヒュ~ドロドロ」っていったい何の音?幽霊を表す定番の表現の数々 (2/4ページ)
幽霊だけでなく人魂など、人外の存在が舞台に現れた際にも使われます。
日本だけの効果音日本ではこの効果音が定着し、現在では芝居以外でも、お化け屋敷などのアトラクションや、日常会話の中で幽霊を表現する定番の音として使われています。
よって、この「ヒュ~ドロドロ」は日本特有の表現なので、海外ではほぼ通じません。
また「ヒュ~ドロドロ」以外にも、日本人にとって幽霊と言えばコレ! という定番のアイコンはたくさんあります。
例えば、幽霊が頭に白い三角巾を着けているのは仏教に由来する独特の死装束の一つですし、絵画で「幽霊の足を描かない」という描写も定番の表現と言えるでしょう。
足のない幽霊を初めて描いたのは円山応挙と言われていますが(諸説あり)、「幽霊に足がない」という考え方自体はそれよりも昔からあったようです。
「幽霊」は古い
他にもあります。幽霊は柳の下に現れる、という表現が定着したのも江戸時代でした。当時の奇談集『絵本百物語』に登場する柳女が元になっていると言われています。