神秘とロマンが溢れてる。12年間の宇宙を記録したタイムラプス画像 (3/5ページ)
そうした近くの褐色矮星は、その距離ゆえに空を素早く動いているように見える。宇宙には無数の星々が存在するが、そうした動きを手がかりにすれば褐色矮星を見つけられるのだ。
WISEが作成した2枚のオリジナル全天マップでは、太陽からわずか65光年内の範囲に約200個の褐色矮星が見つかっている。
今回の追加マップでは、さらに60個の褐色矮星が見つかったという。だが注目すべきは、褐色矮星の中でももっとも温度が低い「Y型褐色矮星」の数が一気に2倍になったことだ。
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NEOWISE 望遠鏡によってまとめられた赤外線画像のモザイク / image credit: NASA/JPL-Caltech/UCLA
Y型褐色矮星は、もっと温度の高い褐色矮星に比べて、形成の時期やプロセスなどが異なっていると考えられる。
こうした天体を研究することで、太陽系の近くにあるさまざまな天体や、天の川銀河における星の形成効率やその古さなどの解明につながるのだそうだ。
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・星々の誕生やブラックホールの秘密
10年以上にわたって観察された星空の変化は、星の形成プロセスの解明にも役立つ。
たとえば、NEOWISEは、星になろうとしている高温ガスの球、すなわち「原始星」を覗き込むことができる。
原始星は塵のような毛布に包まれているが、何年もかけてそこから質量を取り込み、チラチラと光り輝くようになる。