江戸時代の宗教政策 ”宗門改め”とは?「踏絵」と「絵踏」の違いわかりますか? (2/2ページ)
宗門改めで実施されたこと
宗門改めで人々がキリスト教の信者でないことをチェックするために、さまざまなことが実施されました。
幕領・諸藩に宗門改役という役職を設置したり、キリストやマリア像を足で踏む踏絵(ふみえ)の実施したり、といったものです。また、寺請制度(てらうけせいど)を設け、人々がキリシタンでないことを寺院に証明させました。
民衆は、寺請証文を受けることを義務づけられていました。
宗門人別帳(しゅうもんにんべつちょう)の作成江戸幕府は、宗門人別帳と呼ばれるものを作成します。これは、誰がどの寺の檀家であるかなどを記した書類です。
キリシタン摘発を目的とした「宗門改帳」と、労働力の把握を目的とした「人別帳」の2つの書類が統合されたものです。
そのため、宗教統制だけでなく、民衆統制の役割も持っていました。現代の戸籍や租税台帳と考えるとイメージしやすいでしょうか。
「踏絵」と「絵踏」の違い最後に、「踏絵」と「絵踏」の違いを簡単にご紹介します。
同じ漢字が使われていてややこしいですが、「絵踏に使われた絵や像」が「踏絵」で、「キリシタンを見つけるために用いた方法」が「絵踏」です。
いかがでしたか?この記事が、みなさんが少しでも歴の面白さに興味を持つきっかけになれば嬉しいです。
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