彼とのカンケイ、満足してる? アラサー女子「セックス」の悩みを産婦人科医に相談してみた (2/3ページ)
そして、あなた自身が不完全燃焼していることを彼に伝えて、乗り越える方法を二人で見出してほしいと願います。
■<つらい痛み編>性交痛はどう対処する?
――何年も性交痛に悩まされています。以前、ウォシュレットを使っている人は濡れにくいという意見を聞いたことがあるのですが、本当なのでしょうか?
性交痛は、腟入口部の痛みなのか、濡れ不足なのか、腹腔への刺激痛なのか、などによって対策が変わります。
腟入口部の痛みは挿入行為自体の不安感が主となっていることが多く、濡れ不足は閉経後や興奮不足などで起こりやすいです。腟の奥やお腹の方に響く痛みは、子宮内膜症などの病気が危惧されます。いずれにしろ、程度がひどければ受診をおすすめします。
ウォシュレットは外陰部を洗浄するものですので、濡れやすさと関連してるとは考えにくいです。ビデのような腟内を洗浄するものは、やりすぎると常在菌のバランスを崩しますので乾燥感につながると思います。
――セックスの時、膣の入り口付近は濡れているのですが、挿入をすると中があまり濡れておらず痛みを感じることがあります。なぜそのようなことが起こるのでしょうか?
腟入口部と腟内の湿潤が違うというのは聞いたことがありませんが、性交痛があるためにそのように感じるのではないかと予想されます。
診療では、乾燥感による性交痛にはゼリーを紹介することが多いです。最近は、ゼリーたっぷりのコンドームも販売されています。そのようなグッズを使ってみるのはどうでしょうか? 痛いのを我慢していると二人とも満足できないので、二人で色々と楽しんで試してみると良いかと思います。
――セックス直後や翌日に、子宮のあたりが痛くなることがあります。時間が経てば治るのですが、病気の心配などはあるのでしょうか?
セックスをきっかけに起こる腹痛はあり得ます。代表的なものは卵巣出血といって、排卵後のタイミングで卵巣からの出血が多くなり、腹腔内出血を起こすものです。
他にも、子宮内膜症やクラミジア感染なども下腹痛の原因になり得ます。痛みがひどかったり、頻回だったりするのであれば、一度受診することをおすすめします。