彼とのカンケイ、満足してる? アラサー女子「セックス」の悩みを産婦人科医に相談してみた (3/3ページ)

マイナビウーマン

■<こわい感染症編>セックスには病気のリスクがあるの?

――セックスをするのは好きなのですが、感染症などの病気がこわいです。感染対策のために気をつけることや、考えられる感染源・病気のリスクなど教えてください。

セックスに対するリスクは、妊娠と性感染症です。

医学的な妊娠・出産適齢期は22~26歳です。しかし、女性の初婚年齢が平均30歳を超えている現代では、結婚した時点でそれを超えています。37歳を過ぎると不妊治療をしても妊娠率は低下し、流産率が上がります。妊娠しやすい年齢は意識しておいてほしいです。

また、感染症に関しては、定期的にお互いに検査をするのも一つの方法です。最近は、コロナ感染の自己検査の様に、性感染症も自分で検体を採取して郵送して検査ができるキットも売っています。保健所で無料かつ匿名で受ける方法や、人間ドックとして感染症チェックを受けるコースを準備している医療機関もあります。もちろん疑う症状があっての受診では、保険診療としてどこの産婦人科でも検査・治療ができます。

感染を防ぐには、挿入の最初からコンドームを使うこと。女性は性器よりも咽頭に感染している可能性が高い、という文献もあるため、口腔性交でも使いやすい味つきコンドームも使うのも検討してみてください。そして、感染の機会を減らすために、パートナーを特定することも大切です。

性感染症は数多くありますが、男性に多いのは「クラミジア」と「淋菌」、女性に多いのは「クラミジア」です。クラミジアは女性の腹痛や不妊の原因になります。クラミジアも淋菌も、治療が簡便化されており、1回飲むだけ、または1回点滴するだけ、です。

HPVという子宮頸がんに関係する感染症にも注意が必要です。2025年までの3年間は、打ちそびれた年代(高校2年生~25歳まで)の人なら、無料でキャッチアップ接種が受けられます。3回で5万円のワクチンが無料で受けられるので、該当する人は各自治体に問い合わせてみてください。

そして、20歳以上なら子宮頸がん検診のお知らせが各自治体から来ると思いますが、検診も婦人科を受診する良い機会です。ぜひ、機会があるごとに婦人科を受診をして、女性器のメンテナンスと基礎知識を得てほしいと思います。早いうちから、生理調節や避妊、妊活準備など、将来に備えたケアをしておくことをおすすめします。

(監修:坂本愛子、イラスト:爽あゆみ)

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