フルタイム会社員×二児の母×アスリート⁉ 全て並立する「フレキシブルキャリ」。日本ロレアル菅友美さんの働き方 (1/3ページ)
取材・文:ミクニシオリ 撮影:三浦晃一 編集:錦織絵梨奈/マイナビウーマン編集部
働きながらの子育てって、まだ経験していない自分からすると、ものすごく大変なことのように感じることがあります。自分の時間が少なくなって、家事をしながら働くという生活は、自由に働ける独身時代にはあまり想像できません。
日本ロレアルのリサーチ&イノベーションセンターで働く菅友美さんも、働くワーママのひとりです。院卒でロレアルに入社して、育休取得後現在は2人のお子さんを育てながら、とあるスポーツを続けて日本記録を更新した女性でもあります。
実は、菅さんはフリーダイビングという競技の日本記録保持者。お子さんが小さかった頃に、学生時代から続けていたスポーツの世界大会で記録を更新しました。
都会で子育てしながらのフルタイム勤務、そしてスポーツへの挑戦……。とても凡人にはできない生活のようにも感じましたが、菅さんは「やってみると意外と、なんとかなっちゃったんです」と言って柔らかく笑ってくれました。
そんな菅さんの働き方は、一言で表すなら「フレキシブルキャリ」。忙しい菅さんは、少ない時間の中でさまざまなことを効率良く並立していきます。複数のことを同時に行う、働くママ研究員の効率の知恵……気になりますよね。
■悩んだ時は「自分のタメになる選択を」。その勇気が作った両立キャリア
菅さんは新卒から14年間、ロレアルの研究所に勤めていらっしゃるんですよね。フリーダイビングに挑戦しながら会社員も……って、珍しい経歴じゃないですか? もともと大学では海洋について研究していて、フリーダイビングと出会ったのも海に興味があったからなんです。マイナースポーツなので、プロとして活動しようとはもともと考えていなくて。 海の汚染物質を食べてくれる海洋細菌に興味を持って修士課程まで進み、大学で研究した微生物の知識を利用した研究に関わりたいと思って就活をしました。その時に、ロレアルのブランドであるshu uemuraが、当時海洋細菌を使ったコスメを開発していたことを知って面接を受けた……という感じです。 化粧品業界志望というわけではなかったんですね。