逃亡犯、テーマパークで担当の捜査官と偶然出くわす 首に入れた大きなタトゥーが目印に (1/2ページ)

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 探しものは、探しているときには見つからず、忘れたころに見つかるものだが、それは人にも当てはまるのかもしれない。

 アメリカ・フロリダ州のディズニーワールドで非番の捜査員の男性が、詐欺で指名手配中の逃亡犯と偶然出くわし、男の逮捕につながった。海外ニュースサイト『World Wide News Today』『Daily Beast』などが11月5日までに報じた。

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 報道によると、ニューヨークの郵政監察局に勤務する男性捜査官がハロウィン前に休みを取得した。捜査官は、家族とともにフロリダ州で休暇を過ごすことに。10月20日、一家はディズニーワールドを訪れた。園内で楽しんでいたところ、午後3時ごろ捜査官は見覚えのある男と偶然、遭遇したという。

 その男は指名手配中の31歳だった。しかも男は、捜査官が担当していたコロナ貸付金詐欺事件の容疑者。男は複数の別人になりすまし、新型コロナで経営悪化した事業主を装って、郵便局から貸付金をだまし取ったとされる。被害総額は約2200万円だ。捜査官たちは、約1年前の2021年11月末に男の逮捕状を請求しニューヨーク市内にある男の自宅を訪れたが、すでに逃亡した後で取り逃がしていた。以降、男は逃亡を続けていた。

 男を偶然見つけた捜査官は、警察に通報。園内の警備員がしばらく男を尾行した。男が出入り口ゲート付近に来たとき、駆け付けた警察官が男を取り押さえて身柄を拘束したという。このとき、男の家族も一緒にいたと伝えられている。

 捜査官によると、男は首に特徴的なタトゥーを入れており、それが目印になったそうだ。男は偽名を名乗り、偽のIDカードを提出したが、のちに指紋認証で「男本人」と確認された。男は詐欺罪など複数の罪で起訴され、近日中に裁判が開かれる予定だ。男の保釈申請は認められていない。

 このニュースが世界に広がるとネット上では「すごい偶然。

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