中居正広「がん報道」からの1か月休養でも「テレビから絶対消えない」2つのワケ!突き抜けた「男気と努力」!!

元SMAPの中居正広(50)が1か月の休養に入ることを発表してから1週間が経過した。
体調不良のため、中居は10月に入ってから『中居正広のキャスターな会』(テレビ朝日系)や『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)、『ザ!世界仰天ニュース』(日本テレビ系)などのレギュラー番組を相次いで欠席。
10月15日の『キャスターな会』で3週間ぶりに復活したものの、頬がげっそりとコケていたこともあり、視聴者からは「ほんとに中居くん痩せたな…ちょっと見ないだけで一気に痩せたからほんとに心配」といった心配する声が多数寄せられた。
さらに10月27日発売の『週刊新潮』(新潮社)が、中居が9月に盲腸がんの摘出手術を極秘で受けていたとも報じて波紋を広げた。
そんな中居だが、11月4日に1か月の休養に入ると正式に発表。翌5日の『キャスターな会』に出演した中居は「今日の放送をきっかけに、1か月ほど休養を取らさせていただくことになりました」と説明。
症状や病名などについては「だましだましでいきたいので。うやむやにしたい。何があったかは言いたくない」と言及することはなく、「(周りも)上手くごまかされてほしい。ユーモアを交えて話せる時期が来たら話したい」と努めて明るく語った。
■中居正広が吉本興業入り!?
そんな中、11月10日発売の『週刊文春』(文藝春秋)が、中居が吉本興業入りする可能性もあると報道。
中居は2020年3月をもってジャニーズ事務所から独立し、個人事務所「のんびりなかい」を設立して再スタートを切ったが、慣れない社長業も負担になっていたようだ。
大手事務所のような営業力もないため、CMを取ってくることができないのも痛手になっており、SMAP解散前には約6~7億円あった年収は、独立後に3分の1の2億円ほどに激減したという。
休養が続くようなら「のんびりなかい」の存続も危ぶまれると記事では伝えており、そこに手を差し伸べたのが、中居の盟友で親友でもあるダウンタウンの松本人志(59)だったとされる。
『週刊文春』によると、中居の現場マネージャーを担当しているのは吉本興業の元社員で、そうした縁もあり、吉本が中居のマネジメント業務をサポートする話も浮上しているようだ。
■中居がテレビから消えない「2つのワケ」
制作会社ディレクターが話す。
「中居さんのレギュラー番組、特に『金スマ』の調子が悪いことも重なり、吉本入りの話が浮上しているのではないでしょうか」
『金スマ』の視聴率低迷は深刻で、テレビ各局が重視する13~49歳のコア視聴率はここ最近は2%ほど。休養を理由に2023年3月の改編期で打ち切られる可能性も十分ある、と前出の『週刊文春』でも報じていた。
「11月4日の世帯視聴率も6.1%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)、コア視聴率も1.8%でしたからね……。ゴールデンの番組でコア1.8%というのは、即打ち切りレベル。『金スマ』のコア視聴率は、日テレ、テレ朝、フジの民放主要キー局でも断トツの最下位で、そこが定位置になっていることもあり、打ち切り説が出ているんでしょう。
たしかに、芸能界は生き馬の目を抜く世界であり、常に空いたポジションを狙って椅子取りゲームをやっているようなもの。中居さんの跡目を狙う人がいるのは当然です。ただ、中居さんはそう簡単にテレビから消えることはないでしょう。
その理由は2つあります。1つは圧倒的なMC力ですよね。アイドル活動が中心のジャニーズ事務所出身のタレントでありながら、第一線で活躍する芸人も中居さんのMC力には舌を巻くほどですからね」(前同)
■本番前には台本が真っ赤に
南海キャンディーズの山里亮太(45)は「憧れのMC」として中居の名前を挙げている。
2020年10月放送の『さまぁ~ず論』(テレビ朝日系)に出演した山里は、過去に100人ほどがスタジオ出演する番組で中居と共演した際のことを振り返り、中居がテーブルに用意されていた出演者全員の名前が記載された名簿をさりげなく確認しつつ、赤ペンで「話を振った人」の名前を消していっていたと、その司会術の裏側を明かしていた。
また、11月6日放送の『アッコにおまかせ!』(TBS系)に出演した陣内智則(48)は、中居の休養発表を受け「体調のことは全然感じさせなかった。もちろん何も話さなかったし、いつも通りに番組を進めていた。プロフェッショナルの塊みたいな人」と、その印象を語った。
2011年の『月刊ザテレビジョン 8月号』(KADOKAWA)など複数のメディアでも中居のMC力を解説。
番組MCを務めるにあたっては、事前に入念な準備を怠らないといい、音楽番組の場合、出演アーティストの楽曲はすべて聴き、詞も熟読して、自分の感じたことをメモしておくという。
台本もなるべく自分の言葉にして伝えたいという考えがあるようで、事前に台本をもらえる場合は必ずチェックし、思いついたことを余白にメモしていくようだ。リハーサルではさらに赤ペンで書き込み、本番前にはほとんど真っ赤になっているというから驚きだ。
■1個5000円の高級寿司を150人前!
前出の制作会社ディレクターが続ける
「中居さんは、必ず紙の台本をもらうようにしているといいますね。内容をメールで送るだけはNGだと。その理由はやはり、自分で補足や進行プランを書き込むからですよね。
中居さんはSMAPのリーダーとして長年仕切りをやってきたわけで、元々の実力もあるのでしょうが、それ以上に圧倒的な努力や勉強を重ね、“日本一のMC”と呼ばれるまでに上り詰めた“努力の天才”なんです。加えて、スタッフとも懇意にしている。番組プロデューサーとは直接いい関係を築き、マネージャーを通さずに自らやりとりするといいますからね。
ただ、番組上層部だけではありません。若手スタッフにも慕われているんです。それは中居さんなりの気遣いやホスピタリティからでもあるんでしょうが、特に差し入れがすごいんです。それだけ聞くと“そんなもんか”と言われそうですが、そう単純なものでもないんです」
中居がテレビから消えない2つ目の理由がこの「差し入れ」だという。たしかに中居は、現場に叙々苑弁当をはじめとする高級弁当をよく差し入れることで知られる。
「年末年始にはバラエティ番組にしろ音楽番組にしろ、中居さんは特番のMCを務めますが、そういった特番の際には、叙々苑弁当に加え、見るからに高級そうな折り詰めの寿司を差し入れるんです。
スタッフがその値段を調べたところ、なんと1個5000円だったという話ですから、本当にすごい。それも全出演者、スタッフ分の150個ほども発注しているといいますからね」(前同)
■75万円は中居にとっても“痛い額”
それだけで、単純計算で75万円にもなる。
「“中居くんのギャラはすごいから”と思われがちですが、決して余裕で75万円を出せるわけではないでしょう。たしかに中居さんクラスのトップタレントの特番のギャラは特別。ただ、番組1本のギャラが200万~300万円と言われたのは昔の話。
今ではかなり安くなっていて、中居さんにとっても75万円というのはギャラから考えても、かなりの負担になっているはず。にもかかわらず、特番の際には毎回のように叙々苑弁当や寿司の差し入れを用意してくれるんです」(同)
番組のメイン出演者の激励に、スタッフのモチベーションが上がるのは間違いないだろう。
「中居さんに対して“すごい!”といった尊敬の念も芽生えますし、”これからもついていこう!”や“いい番組にしよう“と強く思うでしょうからね。
共演者、スタッフからも慕われ、もちろんMCの実力は日本一。そんな中居さんが1か月ほどの休養でテレビから消えるなんてことはありえない、と関係者の間ではもっぱらですし、多くのテレビマンがますます、中居さんと仕事がしたいとなっていますよ」(同)
MC力と男気あふれる差し入れで、復帰後も中居の“国民的スターの座”は安泰!?