清原果耶主演『霊媒探偵・城塚翡翠』前代未聞の最終話に「打ち切り?」視聴者混乱も原作ファンニヤニヤのワケ、“全員が騙される”怒涛のドンデン返し (3/4ページ)
同局の日曜ドラマ枠では、『あなたの番です』なども予想外の仕掛けで話題作りをしているため、今作も“最終話”であって“最終回”ではないことから、第1部の終わりという意味だろう。そのため、視聴者は“最終話”に困惑しつつも、すべての登場人物が怪しい展開に考察で盛り上がっている。
オチを知っている原作ファンの一部は、「未読視聴者はみんな騙されている」などと、この騒ぎを冷めた目で見ている。しかし、第4話の脚本は原作者の相沢氏が手掛けていて、オリジナル要素を含んだ複数のミスリードを誘う展開になっていたため、原作を読んでいても楽しめたようだ。
原作の『medium 霊媒探偵城塚翡翠』には、続編に『invert 城塚翡翠倒叙集』と『invertII 覗き窓の死角』(すべて講談社)があるため、第2部として続編の採用と、相沢氏の協力によるオリジナル脚本の可能性が考えられる。まずは、次回の「前代未聞の最終話」を楽しむとしよう。(ドラマライター/ヤマカワ)
霊媒師から女子高生まで、さまざまな表情を見せている清原。