せっかくの新築マイホームが…『吾妻鏡』が伝える北条時房(トキューサ)の悲しみエピソード【鎌倉殿の13人】 (1/3ページ)

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せっかくの新築マイホームが…『吾妻鏡』が伝える北条時房(トキューサ)の悲しみエピソード【鎌倉殿の13人】

大自然の前には、人間なんて小さな存在……であることを痛感させられるのは、自然災害に遭遇した時。

例えば平成23年(2011年)3月11日に発生した東日本大震災では、大津波によって無数の構造物がなすすべもなく流されてしまいました。

今にも崩れそうなボロ屋なら諦めもつくでしょうが、新築ピカピカのマイホームが被災してしまった時など、もう目も当てられません。

「あぁ、ローンがまだ始まったばかりなのに……」

そんな悲しみ・悔しさは古今東西変わらなかったはず。もちろん鎌倉時代の御家人たちも同じ思いに打ちひしがれたろうと察します。

鎌倉幕府の重鎮として活躍、義時・泰時らを補佐した北条時房(右)。

今回は鎌倉幕府の公式記録『吾妻鏡』より、トキューサこと北条時房(ほうじょう ときふさ)のエピソードを紹介。彼の新築マイホームは、一体どうなってしまったのでしょうか。

せっかく建てたばかりなのに……時房の嘆き

陰。寅刻大風。巳刻風休止之後。相州新造亭顛倒。卜筮之所告。頗不快云云。

※『吾妻鏡』承久元年(1219年)11月21日条

【意訳】曇り。

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