W杯、日本がドイツに勝利 現地では「日本なんかに負けた」の声、 人権問題が原因と指摘も? (1/2ページ)

リアルライブ

画像はイメージです
画像はイメージです

 23日、日本はサッカーワールドカップカタール大会でドイツと対戦。2対1で逆転勝利を収め日本中が歓喜に沸いた。一方で、ワールドカップ開催に関しては、ワールドカップのスタジアム建設中の劣悪な労働条件やカタールで同性愛行為が法律で禁止されていることなどを理由に、各国が抗議を表明。イギリスやデンマークがハート形のロゴとともに差別反対を表す「ONE LOVE」と書かれたキャプテンマークを巻くと表明もしていた。キャプテンマークの装着はFIFAからの反対もあり最終的にはかなわなかったが、今回は明らかにこれまでとは少し違うワールドカップとなっていた。
 
 カタールでの人権問題に対しては日本の対戦国であったドイツも差別反対を表すキャプテンマークを巻くことを表明。装着はかなわなかったものの、代わりに試合前に行われる集合写真で選手全員が口をふさぐポーズを見せ、“声を上げることを許さない”FIFAの姿勢に抗議を示した。

 ​電気代高騰にSNSでも悲鳴、ドイツでは更に2、3倍に? 1日中電気をつけないなど深刻な状況に​​​

 実際、ドイツ国民もカタールの人権問題を重く受け止め、ドイツの調査会社「infratest dimap」によるとドイツ人の3分の2人権問題を理由にワールドカップのボイコットを支持していた。ネット上でなどでは「人権が無視されるW杯など意味がない」「W杯を見ること自体がカタールの人権無視に加担する」という声が寄せられ、ワールドカップの時期になると盛り上がりを見せるスポーツバーも今年は抗議の意を込めてあえてオープンしないという店も珍しくはなかった。

 過去の大会では各地で行われていたパブリックビューイングも多くの場所で中止されることに。企業側もこうした国民も意思をくんでか、ワールドカップの時期になると見受けられるワールドカップコラボ商品が今年は圧倒的に少なかった。さらにワールドカップとなると社員全員で試合を観戦する会社も多かったが今年は少なかったようだ。

 そんな中行われた日本との初戦。敗戦を受け、ドイツ人の反応は多種多様だ。

「W杯、日本がドイツに勝利 現地では「日本なんかに負けた」の声、 人権問題が原因と指摘も?」のページです。デイリーニュースオンラインは、海外などの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る

人気キーワード一覧