動物のグラディエーターか?古代ローマのコロッセオの下水道跡から大量に発見されたダックスフントに似た犬の骨 (3/4ページ)

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Dachs(ダックス)は、ドイツ語でアナグマを意味する。

 アメリカ・ケンネル・クラブ(AKC)によると、ダックスフントは、危険性のある獲物を単独で追いかけるハンターとして改良され、無謀なほどの勇敢さを見せることがあるという。

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photo by Pixabay

・大型動物の骨やフルーツやナッツなども発掘
 この古代の排水溝からは、そのほかにも大型犬、ヒョウ、ライオン、クマ、ダチョウなど、大型動物の骨も出てきたという。

 5万人を収容できるコロセウムの地下にある70メートルの排水溝や下水溝を1年にわたって調査した結果、今回の発見があった。

 動物の骨だけでなく、観客が食べたと思われるフルーツ、オリーブ、ナッツなど軽食類の残骸も見つかった。

 また、ローマ時代後期の青銅のコイン50枚以上や、映画『グラディエーター』で人気を博した皇帝「マルクス・アウレリウス」の西暦170~171年頃の治世を記念する銀貨も発見されているという。

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