安倍元首相狙撃犯、衝撃の自白…「判決は懲役20年から無期懲役?」統一教会と政界汚染の闇

日刊大衆

安倍晋三
安倍晋三

 今年7月8日、奈良市で演説をしていた安倍晋三元首相が銃撃され、収容先の病院で死亡した事件は、日本中に衝撃を与えた。

「日本の憲政史上、もっと長く宰相の座にあったのが安倍元総理。人生で、やり残したことがあったはず。無念を思うと言葉がありません」(自民党関係者)

 安倍元首相殺害の容疑者として現行犯逮捕されたのが、山上徹也容疑者(42)だった。警察の取り調べに対し、山上容疑者が口にした犯行動機は、衝撃的なものだった。

「容疑者の母親が、旧・統一教会(現・世界平和統一家庭連合)に多額の寄付をしたため、家庭が崩壊したと。その恨みから、容疑者は、統一教会の総裁を狙ったものの、コロナ禍の影響で、来日が見込めない。代わりに、教会の関連団体にビデオメッセージを寄せた安倍元首相を襲撃したといいます」(夕刊紙記者)

 現在、山上容疑者は、刑事責任能力の有無を調べるために鑑定留置中だが、その期限は来年2月まで延長された。異例の長期勾留は、慎重な捜査を進める検察の姿勢が背景にあるようだ。

 元首相を手に掛けた山上容疑者は、極刑に処されるのか。刑事事件も手がける『勝部法律事務所』の勝部環震弁護士は言う。

「捜査機関側としては、なんとか極刑に持っていきたいのかもしれませんが、法律論で言えば、殺した相手の身分は関係ありません。ただ、安倍さんは教団そのものではないので、被告に情状酌量もされない。銃刀法違反などの罪を加えても、判決は、懲役20年から無期懲役になるのではないでしょうか」

 銃撃事件は、思わぬ形で政界にも波及した。

「旧統一教会が、政治的な影響力を行使するため、自民党を中心とする多くの政治家の選挙支援などを行っていたことが判明。賛否の分かれた安倍氏の“国葬”を強行したこともあって、内閣支持率は急落しました」(全国紙政治部記者)

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