愛知の素朴な和菓子「おこしもの」とは?その味わいと謎めいた由来について (2/3ページ)
おこしものがいつごろから作られるようになったのか、詳しい資料は残っていません。
しかしおこしものがよく作られているのは、愛知県内でも特に安城市や刈谷市、名古屋市内の緑区や南区、昭和区などです。
これらを地図上で見てみると、旧東海道でつながります。そのため、なんらかのきっかけでこの街道筋で作られるようになり、東海道に沿うようにしておこしものを作る文化が広まったのではないかと考えられています。
現代に残る木型のなかに、寛政7年(1795年)と年が刻まれているものがあることから、少なくとも江戸時代には作られていたと言われています。
伊賀地方でも定番また、愛知県と隣同士である三重県の伊賀地方でもおこしものを作る文化があります。しかし愛知県とは異なる理由で作られるようになったようです。