日本にたった5人しかいない、スターバックスの「コーヒースペシャリスト」とは? 本人に直撃取材してみた (3/4ページ)
――コーヒーアンバサダーも厳しい試験を通過してようやくなれるものなのですね。それを教育する立場のコーヒースペシャリスト……すごいですね。普段は教育プログラムを作る他にどのようなお仕事があるのですか?
商品開発に近いような仕事と、マーケティングに近い仕事の、大きく二つに分けられます。
味覚を使う仕事でいうと、新しいコーヒーがシアトルの会社から来た時に、風味表現がすべて英語なので、それをお客様の分かりやすい日本語に変えたりとか、フードペアリングの開発を行ったりしています。あとはお客様向けに店舗でコーヒーセミナーをしているのですが、そのプログラムの開発も私たちの仕事です。
マーケティング寄りの仕事だと、教育プログラムを考えたり、私はエシカルな調達について店舗のパートナーとお客様にどう伝えるかを考えたりする仕事を担当しています。
――若林さんはコーヒースペシャリストの皆さんの中でも特にSDGsに関する知識が豊富と伺ったのですが、他の皆さんはどのような分野に長けているのでしょうか?
先ほども出てきたフードペアリングやスターバックス リザーブ ロースタリーの開発、教育など、それぞれの興味関心や個性を強みとしてスペシャリストが活動しています。
コーヒースペシャリストは店頭や店内の話だけではなく、会社としての話やコーヒー業界の話としての見解が求められます。
■「人を幸せにできる仕事がしたい」という思いから入社
――若林さんは元々コーヒーがお好きだったのですか? コーヒーやスターバックスに興味を持ったきっかけを教えてください。
中学生のころからすごくインスタントコーヒーを飲んでいて、大学生の時は缶コーヒーをたくさん飲んでいました。