「致し方なし」!?満州事変で関東軍の侵略行為はいかにして承諾されたか (3/4ページ)
しかし林は処刑されず、のちに総理大臣にまでなっています(ちなみに日本憲政史上五本の指に入ると言っても過言ではない「最低最悪の総理大臣」として歴史に名を残しています)。
本当はこの頃、国内でも与野党が協力して関東軍を抑え込もうという協力内閣構想が生まれていたのですが、これは党利党略によって揉めてしまったため実現せず、その状況を見て関東軍も侵略を進めたのでした。
それでも当時の政府が不拡大の方針貫けばよかったのですが、時の首相の若槻礼次郎は、あっという間に進められた満州侵略について「既に出動したる以上致し方なきにあらずや」と言って追認してしまいます。
しかも幸か不幸か、関東軍が懸念していたアメリカの経済制裁はありませんでした。