ホンジャマカ・恵俊彰インタビュー「上島竜兵の死がショックだった…心のどこかでいつでもみんなと会えると思っていた」 (2/3ページ)
それまで僕は、気づかないようにしていたのか? 今の仕事をやることに必死すぎて気づかなかったのか? 時間はまだまだたくさんあると思っていたのか? もうすぐ60歳になるというのに、大事なことに気づかずに毎日を送っていたのかと、ショックでした。あの後、若手の頃ともに切磋琢磨した人たち何人かに会いに行ったりもしましたね。
■コロナ禍であらゆることが変わってしまいました
気づかされたといえば、コロナ禍も、そのひとつです。コロナ禍前、『ひるおび』は数十人のお客さんを入れてやっていて、前説、後説をやっていたんです。
僕が50歳になった頃は「東京オリンピックまで、5年あったら英語を覚えられるよね。3年あれば、何か新しいことができるよね」みたいな話をよくしていました。
ところが、コロナ禍であらゆることが変わってしまいました。特に最初の1年は世の中がピタッと止まってしまい、誰とも会えない。どこにも行けない。そんな状況だったからこそ、何かやらなければという思いがこみ上げてきたんです。
僕は高校卒業後に3浪したあげく、この世界に入ったので、受験を中途半端に終わらせてしまったということが、落とし物をしたように引っかかっていました。だから、大学院で学ぼうと思ったんです。
早稲田大学大学院スポーツ科学研究科を選んだのは、番組を通してスポーツに関わる方々と出会い、伝える人間として、もっとスポーツについて学びたいと思ったからです。