猫かと思ったらロボットだった。固体から液体に変わり、檻からの脱出に成功した金属ロボット (1/4ページ)

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猫かと思ったらロボットだった。固体から液体に変わり、檻からの脱出に成功した金属ロボット
猫かと思ったらロボットだった。固体から液体に変わり、檻からの脱出に成功した金属ロボット

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 体が固体にも液体にもなるといったらすぐに猫が思い浮かぶが、これは金属製の人型ロボットなので、ターミネーターの「T-1000」に近い存在なのかもしれない。

 この液体金属製のロボットは、固体から液体、液体から固体へと高速で変化することができる。実験では檻に閉じ込められたロボットが液状化し、脱出することに成功している。

 このロボットは、磁力に反応し、電気を通すことができる。病気の治療や電子回路の組み立てなど、人間の手の届かないような場所で活躍してくれると期待されている。

 その不思議な液体金属ロボットの性能実験は、学術誌『Matter』(2023年1月25日付)に掲載されている。

・固いロボットとソフトロボットのいいとこ取り
 一般的なロボットのイメージといえば、硬く頑丈なボディだろう。だがそれとは反対に、生物のように柔軟でしなやかに動く、「ソフトロボット」というタイプのロボットもある。

 ソフトロボットには、硬いロボットにはないさまざまな長所があるが、柔軟性と引き換えに、頑丈ではないし、動作の制御が難しいという問題がある。
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