ヨウムの証言で難航していた殺人事件が解決。被害者と思われた妻が犯人だった! (2/4ページ)

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 夫のデュラムさんは体に5発の銃弾を受け、既に死亡していた。夫のそばで倒れていたグレナは頭部を負傷していたが、命に別状はなかった。

 警察は、グレナに事件について聞こうとしたが、グレナは「まったく覚えていない」と言った。

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・どうか撃たないでくれ!ヨウムが発した言葉が容疑者特定のヒントに
 夫妻の家に銃を持った何者かが侵入し、夫婦を撃ち、デュラムさんだけ命を落としたという推理がなされたが、この事件に疑問を抱いたのはデュラムさんの身内だった。

 マーティン夫妻は、ペットにバドという名のヨウムを飼っていた。

 事件後は亡くなった夫の実家に引き取られたが、事件に関連があると思われる言葉を繰り返し口にしていることに、デュラムさんの両親が気付いた。

 バドは、言葉を話すことができるうえに声真似もできる。男性のような低い声と女性のような高い声を使い分けながら話していた。

 バドは男性であるデュラムさんさんの声を真似て「どうか撃たないでくれ!」と懇願するような声真似を繰り返し、その後に罵りの言葉が続いたという。

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・ギャンブルで借金を背負った妻が夫を殺したことが判明
 バドの言葉から、「もしかしたら息子の命を奪ったのはグレナかもしれない」と思った両親は、警察にヨウムの言葉について話し、改めて捜査を依頼した。

 やがて捜査を進めるうちに、警察はグレナがギャンブル問題を抱えていたことを突き止めた。
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