阪神・矢野前監督、“サイン盗み疑惑”裏話明かし「ブチギレてたのに…」疑問の声も 騒動から2年、自軍も反省点アリと冷静に? (1/2ページ)

リアルライブ

矢野燿大氏(写真は阪神監督時代)
矢野燿大氏(写真は阪神監督時代)

 元阪神の川藤幸三氏・横田慎太郎氏が共同で運営するYouTubeチャンネルに29日、前阪神監督・矢野燿大氏が登場。監督在任中に起こった“サイン盗み疑惑”を振り返り話題となっている。

 今回の動画で矢野氏は監督時代(2019-2022)に体験したうれしかった出来事、悔しかった出来事などを話した。悔しかった出来事として、2021年7月6日・ヤクルト戦でのサイン盗み疑惑を挙げた。

 同戦では5回表2死一、二塁の場面で、阪神の二走・近本光司が何度か左手を横に伸ばす様子を見ていたヤクルト三塁手・村上宗隆が、近本が配球サインやコースを打席の佐藤輝明に伝達しているのではと審判員にアピール。これをきっかけに当時阪神監督の矢野氏、ヤクルト・高津臣吾監督がグラウンド上で話し合いを行うなど試合が一時中断した。

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 この疑惑は試合翌日にセ・リーグ側が「サイン盗みがあったとは思っていないが、紛らわしい行為はないに越したことはない」と阪神側を注意したことで収束しているが、矢野氏は「あれが一番悔しかった」と疑いをかけられたことは相当不満だったと明かす。

 ただ、「ヤクルトさんに何も悪気はないし、逆の立場でそういうふうに思われるような動きがあったっていうのもゼロではないと思ってるんですよ」と、客観的に見れば紛らわしい動きがあったことも否めないと冷静に振り返った。

 また、矢野氏は「次の日に高津監督とも話をして。高津は同級生なんでね。『なんかあったら俺ら話して解決できることはしようや』って言ってその話をして」、「もしやってたら永久追放でも何でもしてくれていい。うちはそんなふうにみんな思って(るから)やってない。でも、そっちから見た時に何かそういう動きがあったんかもしれへんなっていうのは(話した)」と、試合翌日には改めて高津監督と話の場を持ったことも明かした。

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