「いかがわしい裏通りで、『オロナミンC買ってよ~!』と喚く3歳の息子。渋々与えたら瓶を割り、音を聞きつけた強面の男が...」(東京都・50代女性) (2/3ページ)
その音を聞きつけて、先ほど通り過ぎて行った強面のイカツイお兄さんが戻ってきました。
割れた瓶の破片を拾い集めて...「なんか今、すごい音がしたけど、どうしたの?」
とお兄さんに言われ、私は「わぁ、怒られるのかな」と思ったのですが、彼は
「ああ、瓶割れちゃったんだね、大丈夫?」「すぐそこのコンビニに行くから割れた瓶は捨ててあげるよ」
と、割れた瓶の破片を素手で拾い集め、あっという間にその場を去って行ってしまいました。
私も次男も唖然としてしまい、うまく言葉で彼に何か伝えられたかどうか、よく思い出せません。
ただ、今でもあの時のことを思い出すと、外見で判断してしまったことへの申し訳なさと、「本当になんて優しい行動をしていただき助けてもらったのか」という感謝の気持ちがどんどん込み上げてきて、心が和みます。本当にありがとうございました、と何度でも伝えたい出来事です。
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな、あの時自分を助けてくれた・親切にしてくれた人に伝えたい「ありがとう」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
Jタウンネットでは読者の皆様の「『ありがとう』と伝えたいエピソード」を募集している。