「いかがわしい裏通りで、『オロナミンC買ってよ~!』と喚く3歳の息子。渋々与えたら瓶を割り、音を聞きつけた強面の男が...」(東京都・50代女性) (1/3ページ)

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「いかがわしい裏通りで、『オロナミンC買ってよ~!』と喚く3歳の息子。渋々与えたら瓶を割り、音を聞きつけた強面の男が...」(東京都・50代女性)
「いかがわしい裏通りで、『オロナミンC買ってよ~!』と喚く3歳の息子。渋々与えたら瓶を割り、音を聞きつけた強面の男が...」(東京都・50代女性)

シリーズ読者投稿~忘れられない「あの人」と~ 投稿者:Fさん(東京都・50代女性)

その日、Fさんは幼い二人の息子たちを連れて病院へ向かっていた。

病院は渋谷にあり、たどり着くには、強面のお兄さんが歩いている「繁華街の裏道」を通らなければならない。急いで通り抜けたいのに、3歳の次男が自販機の前で「オロナミンC買ってよ~!」と大声で喚きだした。

自販機で飲み物をおねだりされて......(画像はイメージ)

<Fさんの体験談>

23年ほど前、次男が3歳、三男が1歳の頃の話です。三男はアトピーが酷く、渋谷にある皮膚科へ頻繁に通っていました。

病院へはまずバスに乗り、それを降りてからは繁華街の裏道、少々いかがわしい通りを歩かなければなりません。その日もバスを降り、裏通りに入りました。

自販機の前で次男がわめきだして...

皮膚科はいつでも混んでいるので大変なことでしたが、三男を連れて行くときはいつも、次男も一緒。三男を抱っこし、次男の手を引いて急いで歩いてると、自動販売機の前で次男が大声で喚きだしました。

「のどが渇いたよ~! オロナミンC買ってよ~!」

いつもはそんな高い飲み物を買うことはありませんでした。しかし、そこへ強面のイカツイお兄さんが通りかかったので、私は子供の大声を怒られるかと思い、また、皮膚科へ急いでいたこともあり、渋々オロナミンCを買い与えることにしました。

イカついお兄さんが通り過ぎた(画像はイメージ)

ところが、栓を開けて次男にオロナミンCの瓶を渡した途端、落としてしまったのです。瓶は無残に割れ、中身もすべて道にぶちまけてしまい......。

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