友達とかくれんぼをしていた少年、6日後に3700km離れた異国にたどり着くという珍事 (1/3ページ)

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友達とかくれんぼをしていた少年、6日後に3700km離れた異国にたどり着くという珍事
友達とかくれんぼをしていた少年、6日後に3700km離れた異国にたどり着くという珍事

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 子供時代に「かくれんぼ」をしたことがある人は多いだろう。決して怖い遊びではないが、隠れる場所の選択を誤ると、とんでもない恐怖体験をすることになってしまう。

 港湾の埠頭で友達とかくれんぼをしていたバングラデシュに住む15歳の少年だが、隠れた場所がコンテナの中だったのが災いした。

 うっかり居眠りをしてしまったところ、コンテナごと船に乗せられ、気付いた時には海の上。閉じ込められた少年は6日後、バングラデシュから3700km離れたマレーシアの港に到着していたという。

・輸送用コンテナでかくれんぼ中居眠りをしてしまった少年
 1月11日、バングラデシュに住むファヒム君は、南東部にある港湾都市チッタゴンの埠頭にある輸送用コンテナで友達とかくれんぼをして遊んでいた。 コンテナの中に隠れたファヒム君は、いつの間にか中で居眠りしてしまい、目を覚ました時にはコンテナに閉じ込められてしまっていたという。 翌12日、そのコンテナはマレーシアに向かう商業船に積み込まれ、チッタゴンを出発。17 日にマレーシアのクラン港に到着した。

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・6日後、異国にたどり着いてしまう
 クラン港で、バングラデシュの船からコンテナを降ろしていた職員は、コンテナの1つから混乱してやせ衰えた少年が出てくるのを見てショックを受けた。 ファヒム君は現地語を話せなかったため、事情を聞くことができなかった港湾当局は、すぐに警察に通報した。 当初、ファヒム君は人身売買犯罪組織の被害者ではないかという疑いがもたれた。 だが最終的に、かくれんぼ遊びの最中に誤って輸送用コンテナの中に閉じ込められたことが判明し、疑いは解けたという。
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