義務化前に知りたい!「マイナ保険証」素朴な疑問15 (3/4ページ)
「実は、マイナカードそのものにデータはほとんど入っておらず、悪用の可能性は大きくはありません。ただし、パスワードや暗証番号を書いている紙を一緒に紛失したり、盗まれた場合、悪用の危険性が高まります」
パスワードと暗証番号があれば、詳細な個人情報が記載されている『マイナポータル』にアクセスすることができるからだ。
「ネットバンキングやネット証券の開設、携帯電話の契約などに使われる可能性もあります」(前同)
■紛失した場合は?
Q.マイナ保険証を紛失したらどうするべきか?
A.「すぐにマイナンバーコールセンター(0120-95-0178)に電話して使用を一時停止し、警察署に遺失物届を出してください。その後に再交付手続きとなりますが、現在、1か月ほどかかります。その間の保険診療については、政府が現在、検討中です」(同)
■おくすり手帳はどうなる?
Q.『おくすり手帳』は不要になる?
A.1月26日から開始される『電子処方箋』が、事実上、おくすり手帳の代わりになる。もちろん、電子処方箋の利用には、マイナ保険証が必要だ。ただ、おくすり手帳が完全になくなるのは、まだ先のようだ。
「現在、電子処方箋で確認できるのは院外処方だけ。入院時などに利用する院内処方は対象外です。したがってすぐには、おくすり手帳はなくなりません。ただし、将来的にはデジタル化され、スマホのアプリなどで手帳を利用することになり、紙の手帳は、いずれなくなる流れでしょうね」(牧氏)
そこで気になるのが、次の疑問だ。
■紙の健康保険証が使えなくなる!?
Q.従来のいわゆる“紙の保険証”はなくなるのか?
A.政府は来年秋に今の健康保険証を廃止し、マイナ保険証に一本化するという方針を打ち出しているが、問題は山積している。
「まず、一本化するためには法律改正が必要です。