100歳以上の人の遺伝子を移植すると心臓が若返ることが判明 (3/4ページ)

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 だがそうした細胞にBPIFB4長寿変異体を与えてみると、心臓の機能が回復し、上手に新しい血管を作れるようになったのである。

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・心臓病の遺伝子治療やアンチエイジングの可能性に期待
 100歳以上を生きるセンテナリアンが子供を作れば、彼らの長寿遺伝子は自然に受け継がれていくという。

 だが、今回の研究ではそれを赤の他人に分け与え、心臓を若返らせられることが初めて証明された。

 つまりはBPIFB4長寿変異体を、親があまり長生きできなかった人や、心臓が悪い人たちの治療に応用できる可能性があるということだ。

 なおマウスの実験では、BPIFB4長寿変異体で動脈硬化や糖尿病などを予防できることもわかっている。将来的には、人間でも同じ効果が得られるかどうか試されることだろう。

 また遺伝子そのものではなく、それが作り出すタンパク質を治療薬にするという手もある。遺伝子移植もタンパク質による治療もどちらもあり得るが、より安全で手軽なのは後者だ。

 今後、BPIFB4長寿変異体よりもっと強力な長寿遺伝子が見つかる可能性もあるという。

 だがいずれにせよ、マデッドゥ教授もプーカ教授も、今回の研究がセンテナリアンの力を借りた新しい治療をインスパイアするだろうと確信しているそうだ。
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