Uターンして良かった! 3児の母ながらもグッドデザイン賞を受賞したデザイナーが語る「両立のコツ」 (4/4ページ)
ちなみに、いいものづくりのためにはインプットも大切だと思うのですが、都会と地元で質の変化などありませんでしたか?
昔から好きなデザイナーさんのSNSをチェックしたり、本を読んだり展示会に行ったりはしていたのですが、地元でも変わらずやっていますね。
今はアート的な情報だけじゃなくて、店舗視察に行くことも多いかもしれません。生活雑貨を扱うお店を巡って、みんながどんな商品に魅力を感じるのかとか、密かに人間観察しています。
■子育てと仕事、両立のコツは「楽しむこと」と「環境づくり」
ライフスタイルに関しても、地元転職をしてからは変化があったのではないでしょうか?都心で働いていた時と比べるとかなり働きやすくなりました! 子どもが保育園で急に熱を出しても、両親たちに頼むこともできますし、フレックス制なので融通がきくのもありがたいです。
子どもの送り迎えは夫と交代制にしているのですが、自分が担当する日はリモートワークにして、事務作業を進めるなど、生活に合わせて仕事を調整できています。
諦めていたリモートワークもできるようになったんですね! コロナ禍をきっかけに、会社の体制が整いました。出社とリモートワークは半々にして、試作品のチェックなど社内でしかできないことが多い日は出社するなど、メリハリをつけています。ペースが自分で調整しやすいので、フルタイムで働けています。 3児の母でありながら、働き方によってはフルタイムで働けると思うと希望が持てます。ワーママ生活に不安を抱える読者もいると思うのですが、何かコツはありますか?私の場合は好きな仕事をしているので、仕事が忙しい時や、休日に店舗視察することなどにストレスを感じていなくて、むしろ楽しめていることが大きいのかもしれません。
子育ても同じで、楽しいと思えるからできているのかも。子育てと仕事、どちらかでつらいなと思う時は、もう一方に救われています。
楽しむ気持ちって、一番の原動力なのかもしれませんね。あとは大前提として、家族に頼るという選択肢が持てることも心の余裕を作ってくれていると思います。楽しむモチベーションも大事だけど、環境づくりも大切だと思います。
人それぞれ、心地いい環境は違うと思いますが、私は地元企業に転職して良かったなと思っています。
地元に帰るという選択肢、考えたことなかったけど……それも一つの選択ですね。とても参考になりました!