脳機能の衰えが早い人の「口ぐせ」とは (1/2ページ)

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脳機能の衰えが早い人の「口ぐせ」とは(*画像はイメージです)
脳機能の衰えが早い人の「口ぐせ」とは(*画像はイメージです)

年齢を重ねると、体の機能はどうしても若い頃と比べると落ちていく。
それは運動能力だけでなく、脳機能も同様である。若い頃は“キレ者”と評判だった上司が、定年退職後に合ってみると別人のように老け込んで、言葉がはっきりしなくなっていた、ということは決して珍しいことではない。

ただ、逆に70歳、80歳をすぎても頭ははっきりしたままで、言葉も明瞭に発せられる人もいる。両者の違いは何なのか?

■「いつも通り」が脳を衰えさせる

『いつまでもハツラツ脳の人』(和田秀樹著、日刊現代刊)は、歳をとり脳の働きが衰えて「ヨボヨボ脳」になる人と、いつまでもクリアな「ハツラツ脳」でいられる人の行動の違いを解説している。

そのキーワードの一つが「いつも通り」だ。
いつものお店、いつもの道、いつものメニュー。いつも通りは安心する。そして年齢を重ねるごとに、「未経験の何か」よりも「いつも通り」を選ぶようになる。歳とともに、人は新しいことを面倒だと感じるようになるのだ。

しかし、実はこれこそが「ヨボヨボ脳」になる兆しである。人の脳は30代、40代に差し掛かると委縮が生じ、それが脳機能の低下につながっていく。

誰にでも訪れる脳の萎縮。それを遅らせたり、回避するために必要なのが「脳を悩ますこと」。そして脳を悩ませるためには、「初めてのこと」「やったことがないこと」「新しい何かを試すこと」にチャレンジすることが最適なのである。

これらの「未体験」には失敗がつきものであり、そのたびに「どうすればうまくいくか」を考えることになる。仮説を立てて試行錯誤したり、失敗を検証して修正することになる。このプロセスを多く繰り返しているうちは、脳は衰えにくいのだ。

■「たいていのことはやらなくても想像できる」

一方で、歳を重ねることで分別らしきものが身についてくる。分別自体は悪いことではなく、自分が道を踏み外さないようにしてくれる道徳観でもある。ただ、これが強すぎると新しいことを始める時の足かせになってしまう。

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