ケンドーコバヤシ、人生の選択を続ける【人間力】インタビュー「ノーペイン・ノーゲイン。痛みなくして前進なし」 (2/3ページ)

日刊大衆

以前、とあるお店に行ったときに、俺もこういう仕事をやっているけど、相手の嬢に気づかれていないなって思ったんです。そうしたら、帰り際に、耳元で「いつも応援してますよ」って言われて。プレイ時間の90分中の89分はプロに徹していたってこと。その道のプロの立ち居振る舞いを見せてもらいましたね。

 そんな俺が主演を務めさせてもらっているドラマ『桃色探訪〜伝説の風俗〜』は、しがないサラリーマン・梶山が月に一度、風俗を楽しむというお話で、風俗好きの俺にはピッタリなドラマです。

 ただ、その場の雰囲気やアドリブでのお芝居かといったら、もちろん違って、演技100%でしたよ。そこは俺もプロですからね(笑)。

 私生活の話では、もし勃起力が落ちてきてもバイアグラ的なモノを使うことに何の躊躇もないんです。楽しまれへんようになったら、全然、薬使いますよ。そこへのプライドや不安はない。でも、心臓に良くないらしいみたいな話は聞いているから、ヤクルトスワローズみたいに神社の階段ダッシュしたり……といった影の努力はしていますね。

 自分のこれまでの人生を振り返ると、死ぬことはないなって思ったら何でもできると思うところがあるんです。何か岐路に立ったときに、どっちを選んでも死ぬことはないやろって思うから、かなりイージーに物事を選べるんですよ。きわどいマッサージに行ったとき、オイルにしますか、パウダーにしますかって究極の選択を迫られても、どっち選んでも死ぬことはないやろって。

 人生は選択の連続ですから、こういった考え方が自分に合ってるんじゃないかって思いますね……って、イチイチ言うことがカッコいいでしょ(笑)。

ケンドーコバヤシ(けんどーこばやし)
1972年7月4日、大阪府生まれ。O型。身長172センチ。1992年、大阪NSC入学。

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