新種の巨大古代魚の化石を発見。人類の遠い祖先を捕食していた可能性 (3/4ページ)
またハイネリアが属する「トリスティコプテルス科(Tristichopteridae)」の仲間が、ゴンドワナ超大陸の熱帯地域だけでなく全体に生息しており、中には極圏で生きていたものすらいたという裏付けでもある。
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発見されたウロコの化石。ハイネリアの特徴である波のような模様がある / image credit:Robert Gess, Per Ahlberg
これまでに発見されたトリスティコプテルス科の化石のほとんどは、当時ゴンドワナ超大陸の一部で熱帯だったオーストラリアで発掘されている。
そのためトリスティコプテルス科は、現在のオーストラリアにあたるゴンドワナ超大陸の熱帯沿岸で誕生したのだろうと推測されている。
トリスティコプテルス科の仲間は、デボン紀の終わり(約3億5900万年前)の大量絶滅で姿を消し、その直接の子孫は残っていない。
だがデボン紀のもっと古い時代には私たちとの共通祖先が存在したと考えられている。
研究チームのパー・アールバーグ氏が語ったところによると、トリスティコプテルスは、私たちの「またいとこ」のような存在なのだそうだ。