新種の巨大古代魚の化石を発見。人類の遠い祖先を捕食していた可能性 (2/4ページ)
ハイネリアが捕食動物であることがわかるのは、その骨格の特徴からだ。
たとえば、ヒレが体の後ろへ向かっているのだが、これは待ち伏せして、エモノが近寄ってきた瞬間、さっと襲いかかるのに適している。
「ハイネリアは暗い物陰に潜んで、エモノが通過するのを待ち伏せしていたのでしょう」と、ゲス氏は説明している。
しかも巨大なハイネリアが狙っていたのは、おそらく「四肢動物」であるという。つまりは私たちの遠い祖先を捕食していたわけだ。
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ハイネリアの復元予想図 / image credit:ABelov2014 / WIKI commons CC BY-SA 3.0・熱帯だけでなく、寒い地域にも生息していた
じつはハイネリアの仲間はほかにもおり、デボン紀後期にユーラメリカ超大陸の一部だったペンシルベニア州では「ハイネリア・リンデ(Hyneria lindae)」が発見されている。
今回ウォータールー・ファームで見つかった「ハイネリア・ウデレジネ」の化石は、ハイネリアがゴンドワナ超大陸にも生息していたことを示す初めての証拠だ。