世にも奇妙な鉱物。人間や動物の遺体に形成されるネクロクリスタル「ビビアナイト」 (3/5ページ)

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そのうちの一体には鉄板が留められており、そこにビビアナイトが形成されていたのだ。

 衣服の分析からは、遺体は30年から50年ほど水中にあっただろうことがわかっている。

 鉄板が侵食されて漏れ出た「鉄(II)イオン」が、人体のリン酸塩と反応したことで、短期間のうちにビビアナイトが形成されたようだ。

 1998年に発見されたビビアナイトは、ベトナムで死んだ米軍兵の遺体にできていた。

 その遺体は、1963年に行方不明となった爆撃機B-26Bの乗組員で、機体と一緒に湿気を含んだ土に埋もれたことで、ビビアナイトが成長したと考えられている。

 さらに1991年、オーストリア・アルプスのエッツ渓谷で5300年前の古い人間の遺体(アイスマン)が発見されたが、その皮膚の内外や肺の組織からもビビアナイトが発見された。どうやら鉄を含む岩石に触れていた部分に形成されたようだ。

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