世にも奇妙な鉱物。人間や動物の遺体に形成されるネクロクリスタル「ビビアナイト」 (1/5ページ)

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世にも奇妙な鉱物。人間や動物の遺体に形成されるネクロクリスタル「ビビアナイト」
世にも奇妙な鉱物。人間や動物の遺体に形成されるネクロクリスタル「ビビアナイト」

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 ちょっとダークなおとぎ話のようだが、人間や動物の遺体にできる不思議な鉱物がある。世にも珍しい闇属性のクリスタルの名を「ビビアナイト(藍鉄鉱)」という。

 死体に形成されることだけでなく、空気に触れると色が変わるところも神秘的だ。

 濃青色や緑青色が美しい結晶でありながら、腐敗した遺体に形成されるのは一体なぜなのだろうか? ネクロクリスタルの異名を持つビビアナイトの謎に触れてみよう。

・死体に形成されるクリスタル「ビビアナイト」
 ビビアナイトは「含水リン酸塩鉱物(Fe3(PO4)2・8H2O)」でできた鉱物で、化石や動物の排泄物といった有機物、さらには動物の死体のうえなどで形成される。

 死体に形成されると言ったが、よく見られるのは骨や朽ち木などの有機物や鉄分が多く含まれた「堆積物」だ。

 また「熱水鉱床」やリンが豊かな「花こう岩ペグマタイト」(大粒の鉱物結晶でできた火成岩)でも産出する。

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photo by iStock

 ビビアナイトの結晶は非常にもろく、取り扱いには注意が必要だ。また土の中にあるときは、淡い白や透明だが、空気に触れると酸化して変色し、濃青色や緑青色になる。

 ちなみにビビアナイトという名称は、1817年にこれを発見したイギリスの鉱物学者ジョン・ヘンリー・ビビアンに因んでいる。
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