アップサイクル素材「カフェオレベース」初の海外展開!東南アジアで人気のレストランでごみゼロ目指した店舗に採用 (3/5ページ)

バリュープレス


 コーヒーかすを使った素材は他にもある中で、「カフェオレベース」は廃棄牛乳を使用するストーリー性、高いデザイン性、プラスチックなどを配合しない素材へのこだわりを高く評価し、素材デザイナー村上のSNSを通じてコンタクト。
 オンラインで素材や形状の確認、現地特有の建築や素材を生かしたインテリアに合う色調の調整などを試行錯誤しました。海外発送の課題や税関トラブルもありましたが、初コンタクトから約3か月でハノイ向け商品を、カンボジア向け商品はオーダーから約2か月で納品を完了しました。設置した担当者によると、カフェオレベース特有の自然素材の風合いを良いと感じる現地の方も多く、見る人を引き付ける魅力的な素材だと評価されています。


今後の展開:飲食店から増える問い合わせ。自店でできる「マイクロファクトリー構想」浸透へ

 上回転研究所では2021年からコーヒーかすと牛乳を使った新素材「カフェオレベース」でランプシェードなどの商品を展開。展示会やメディアを通じて素材が知られるにつれ、特に2022年に入り全国の飲食店から自社で出たコーヒーかすを利用する方法やインテリア素材としての導入に関する相談が増えてきました。

 一方、廃棄物の回収にあたる環境配慮面から、導入店舗でのワークショップや廃棄物が出るその場でアップサイクルを行う「マイクロファクトリー構想」を目指し、扱いやすい素材の改良、成型方法の改善などを進めています。廃棄物への価値観を換える場を拡げるべく、飲食店や建築現場等と連携を強化して参ります。 


カフェオレベースについて

 素材デザイナー・村上結輝が開発したコーヒーかすと牛乳から作る新素材です。豆の種類や焙煎度合いによって色合いが変わるため、各社コーヒーの個性を活かした商品を生み出せます。特徴は焼成せずに乾燥させること。また天然由来の素材のみ使用している点です。開発の起点は毎朝ドリップコーヒーを淹れる中、ゴミとなるコーヒーかすの活用を考えるようになったことでした。
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