大谷翔平、ダルビッシュ有、佐々木朗希…WBC優勝の鍵は投手陣!侍ジャパン「最強の魔球」解剖15 (5/5ページ)

日刊大衆

その鍵となるのが、ズバリ「高目のストレート」だ。

 第1回大会の代表で、その後に大リーグも経験した薮田安彦氏が解説する。

「僕らが現役の頃は、いわゆる“動くボール”を低目に集めて打ち取る、というパターンが主流でしたが、野球の常で、時がたてば打者も、それには対応するわけです」

 その結果、現在では投手側が、高目のフォーシームを多投し始めたという。

■国際大会で効力を発揮するには!?

「結局、日本人投手の多くが得意としているのは、きれいな“真っすぐ(ストレート)”なんです。それに加え、フォークのような落ちる球、タイミングを外すチェンジアップなどの組み合わせると、国際大会では非常に効力を発揮するはずです」

 確かに、代表に選出された投手15人の特性を見ていくと、総じて、それらに合致するスタイルだ。

 どちらかといえば、軟投派なのは、今永や宮城ら。ただ、彼らは緩急差のあるカーブやチェンジアップを武器に持つ。

「当然、各種のデータも事前に集まってくるはずですし、ダルビッシュ投手と甲斐拓也捕手が、ライブBP(日本のシート打撃)などで熱心に話し込んでいる様子からも、ある程度、情報も共有されている。外国人相手には“出たとこ勝負”な面もありますが、あとは公式球へのアジャストと、本番に向けて、どれだけ調子を上げていけるかでしょう」(前同)

■甘い球はすべてスタンドに飛ぶ

 優勝を勝ち取るには、まずは1次ラウンドの突破が大前提となる。スタープレーヤーが居並ぶアメリカやドミニカとのガチンコ対決も、それなくしては実現しない。

「アメリカの球場より狭く飛距離の出やすい東京ドームなら、中距離打者でも十分に本塁打が狙える。その意味では、韓国代表で長打力もあるエドマン、キューバのモンカダ、ロベルトあたりも細心の注意が必要です。大リーグ勢には、とにかく失投をしないこと。結局のところ、甘い球は、確実に運ばれてしまうということです」(福島氏)

 ジャパンが誇るキレ味鋭い“魔球”が、屈強な強打者たちを翻弄するか。

【画像】サムライJAPAN15投手「最強魔球リスト」

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