大谷翔平、ダルビッシュ有、佐々木朗希…WBC優勝の鍵は投手陣!侍ジャパン「最強の魔球」解剖15 (2/5ページ)
「実は、栗山英樹監督が重視した選考基準は“速球に威力があって、三振が取れる決め球がある”こと。今大会では、投手降板後のDH出場を認める“大谷ルール”が初採用となった一方で、2020年から採用のMLBにならい、ワンポイント登板が禁止されます」(スポーツ紙デスク)
“小細工は無用、力のある投手を”の方針は、そういった事情も踏まえたうえでの戦略だったわけだ。
また、今大会も1次ラウンド65球、準々決勝で80球、準決勝・決勝でも95球と球数制限は厳格に規定されている。30球以上で中1日、50球以上で中4日の登板間隔を空けることも必要となるため、投手の起用には細心の注意が必要となる。
「そのため先発ローテは4連戦の1次ラウンドを見据えて、ダル&大谷に、山本由伸、佐々木朗希を加えた4人。右の戸郷翔征、高橋宏斗と、今永昇太、宮城大弥の両左腕が第2先発に回ると予想されています。抑えは登板間隔との兼ね合いもあるため、栗林良吏、大勢の“Wストッパー”。打順のめぐり合わせや当人の調子いかんでは、左の松井裕樹の起用もあるはずです」(前同)
■“生きた教科書”変化球マスター
そんな顔ぶれの中でも、やはり一番の“目玉”は、胴上げ投手になった第2回大会以来の代表選出となるダルビッシュだろう。