逆転の仕組みで空き家問題にアタック!大家と借主両視点でマッチングを読み解く冊子「さかさマガジン」発行 (5/6ページ)
お申込みはこちらへご入力下さい
https://forms.gle/ndPNB4CSw5gabCWh6
世代やコミュニティにあわせて伝え方の工夫
人と人の関係性こそ面白いと捉えるさかさま不動産。借り手・大家ともにヒアリングを行いながら、掲載からマッチングまでアナログな進行にこだわっています。
また借主層(若者が多い)と大家層(シニアが多い)は情報入手ルートが異なる為、伝え方の工夫も追及。2022年には、三重県桑名市と連携の上、市内全域5万世帯へ配布される広報誌に、さかさま不動産の概要と、同市で空き家を借りて挑戦しようとしている人の想いを掲載。加えて、大家世代が多い市役所や自治区コミュニティセンターには張り紙などで、視覚に入る方法を模索しました。
今後の展開
空き家を介した関係性づくりに共感が集まり、現在長野辰野や鹿児島沖永良部島など全国7地域にて、さかさま不動産支局が開局。まちづくりとして連携が広がりつつあります。(加えて2支局が開局準備中)
またマッチングした事業者の店舗へ実際に足を運び、リアルな声を聞くことができる「さかさま不動産ツアー」などの展開も始まりました。「さかさマガジン」が関わる人に伝える一ツールとなり、物件を探す方法が、従来の「家ベースの不動産屋」と「人ベースのさかさま不動産」が当たり前の選択肢となる社会を目指します。