侍ジャパン、骨折・源田の代役が決まらない? 4番・村上の深刻不振も不安材料か (2/2ページ)
10日、オリックスは巨人とオープン戦を行いましたが、山崎が投げる時だけ、WBC球に交換したんです。もちろん、巨人サイドも了解して」(球界関係者)
7日の「侍ジャパン対オリックス」の強化試合で、山崎は“臨時”で侍ジャパン入りしている。侍ジャパン側がWBC本番前にリリーバーを消耗させたくないとし、臨時招集されたのだが、それ以降も山崎にはWBC球を使わせてきた。
入れ替えの投手は山崎で間違いないようだが、「源田に代わる遊撃手候補は二転三転している」(同/12日時点)との情報も聞かれた。
「村上宗隆選手の不振が心配です。自身が打席に立つ直前で大谷が特大のホームランを放つので、力が入りすぎちゃうのかな?」(前出・同)
一次ラウンドをともに戦ってきた源田、栗林を外すのは、指揮官にとって「つらい決断」となる。だが、本当に心を鬼にしなければならないのは、4番・村上の打順変更かもしれない。選手の入れ替え、オーダー変更でチームの雰囲気は変わる。真価が問われるのはその時だろう。(スポーツライター・飯山満)