小惑星リュウグウの粒子から生命に必要な構成要素を発見。地球誕生の謎の解明へ (1/4ページ)

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小惑星リュウグウの粒子から生命に必要な構成要素を発見。地球誕生の謎の解明へ
小惑星リュウグウの粒子から生命に必要な構成要素を発見。地球誕生の謎の解明へ

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 日本の小惑星探査機「はやぶさ2」が、地球からはるか遠くの小惑星「リュウグウ」で回収したサンプルから、命の不思議なかけらが発見されたそうだ。

 それは私たちが生きるには欠かすことができない「RNA(リボ核酸)」の重要な部品の1つで、核酸塩基「ウラシル」だ。

 この地球の生命のはじまりは、宇宙からやってきた”命の素”なのではないか? という仮説がある。これが本当かどうかは今のところわからない。

 だが今回の発見によって、宇宙には生命の基本材料がたくさん散りばめられているだろうことが明らかになった。

・そもそも地球上の生命はどのように誕生したのか?その謎を探れ!
 私たち生命は、いったいどうやって誕生したのか? それは今のところ謎のままだ。

 だが一部の学者たちは、宇宙には生命の基本となる材料、つまり”命の素”が散りばめられており、それが隕石などに乗って地球に運ばれたことで生命が誕生したのではないかと考えている。これを「パンスペルミア説」という。

 これを裏付ける証拠はちゃんとある。たとえば、地球に落下してきた隕石から、そうした命の素が見つかっているのだ。
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