どこにも認められていない国「カイラーサ合衆国」の代表2人が国連での会議に出席!? (1/3ページ)
世界には200近くの国があるが、小規模なミニ国家やミクロネーションなどを含めるとさらに数は増える。
中にはジョークから生まれた「サン・エスコバル(San Escobar)」や「リッスンブール(Listenbourg)」といった国や、領土だと主張しているものの国として認められていないものも存在する。今回紹介する「カイラーサ合衆国(United States of Kailasa)」もその一つだ。
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カイラーサ合衆国はインド出身の自称導師であるニトヤナンダ・パラマシヴァム氏が建国した。パラマシヴァム氏は2019年に弟子に対する強姦などの容疑で告発され、複数の犯罪に関わったとして逮捕された。保釈中にインドに亡命。その後、2020年に逃亡先でカイラーサ合衆国の建国を宣言している。
カイラーサ合衆国はヒンドゥー教国家であり、独自の国旗とパスポート、さらには中央銀行システムを持っているとされるが、世界のどのあたりにあるかは明らかにされていない。
一説にはパラマシヴァム氏がエクアドル沖の島を購入したため、その島が国土にあたると言われているが、エクアドル政府はそのような国家が存在しないことを確認している。
近年になってカイラーサ合衆国は「20億人のヒンドゥー教徒のための国家の役割を果たす」と主張して市民権の申請も開始している。
しかし、今のところカイラーサ合衆国を国家として認めている国や自治体は存在しておらず、国連もカイラーサ合衆国からの提出書類を公表しないと見解を示している。
そんな中、カイラーサ合衆国の代表者たちが2月に行われた国連の会議に潜入し、無断で出席するという出来事があった。
報道によると、2月22日に行われた意思決定システムにおける女性の代表についての会議と、もう1つは2月24日に行われたSDGsに関する議論を中心とした会議にカイラーサ合衆国の関係者がいつのまにか「出席」。