『笑点』新メンバー・春風亭一之輔インタビュー「『笑点』に出たからといって、自分の高座をこれからも変えるつもりはない」 (2/2ページ)

日刊大衆

■もう万引きもできなくなる!?

一之輔 僕は芸人なんで、そりゃ知名度が上がるのはありがたいですが、もう万引きもできなくなるじゃないですか。

ーーそもそも、万引きはしちゃダメですよ(笑)。

一之輔 もちろん、その反応込みでの言葉です! 阪急の福本豊さんが国民栄誉賞の話が持ち上がったときに「そんなものをもらったら、立ち小便もできなくなる」と言ったのと一緒で、「生活がしづらくなりそう」ってイメージですね。

ーーただ、『笑点』では、いつもの高座で感じるような殺気にも似たカッコよさより、自然体でリラックスして番組を楽しんでいるように見えました。

一之輔 『笑点』で本気を見せすぎたら、「こいつ、力が入ってるな」と思われちゃいますからね。僕は、どっちかというとダラッとしたような仁(雰囲気やキャラクター)なんで、基本的には素でやってますね。僕はふだんから人の悪口を言う口汚い人間で、不健康でねじくれた人間なので。

ーーラジオの喋りと全然、変わらない感じがしました(笑)。テレビへの出演は、そうした落語家としての“仁”をアピールするいい機会なのかもしれませんね。

一之輔 僕は自分をあまり面白い人間だとは思わないし、「人間として面白いと思ってほしい」とは思わないです。自分をごく常識的な人間だとも思っていますし。ただ、「面白けりゃいいじゃないか」という気持ちがどこかにあって、倫理的におかしなところはあるかもしれない(笑)。昭和のテレビで育った世代的なものかもしれませんけどね。

ーー高座に出ていて「『笑点』をきっかけに来たお客さんが増えた」という感覚はありますか?

一之輔 「『笑点』の人が出ているから見に来たという方、手を上げてください」と率直に聞くこともあるんですけど、堂々と手を挙げる人はほぼいない。10人くらいしか挙がらないので、「もっと、いるんじゃないかね⁉」と言ったりします。

ーーではお客さんの反応も以前と変わらないですか?

一之輔 最前列近くは早くからチケットを取っていた落語好きの人が多い雰囲気で、その人たちがふだん通りに笑うことで、会場を引っ張ってくれている印象です。僕は『笑点』に出たからといって自分の高座を変えてないし、これからも一切、変えるつもりはない。あと、まくらが『笑点』の話ばかりでも自分が飽きるんで、お客さんの期待は分かっていても、別の話をする意地悪をしたりします。

 インタビューの続きは3月27日発売の『週刊大衆』4月10日号で。

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