プロレス「史上最強の必殺技」BEST20!武藤敬司「四の字固め」長州力「サソリ固め」アントニオ猪木「延髄斬り」 (6/6ページ)
この技でWWWFのトップレスラーになったハンセンは、新日本プロレスに移るや、坂口征二や長州力をラリアットで欠場に追い込み、トップ外国人の座を射止めます」(専門誌記者)
ハンセンのラリアットが“真の必殺技”なのは、「ハンセンはラリアットを“つなぎ技”には使わず、フィニッシュでのみ使うことにこだわった。ラリアットを出す前のルーティンとして、彼が左腕のサポーターを直した瞬間、ファンは試合が終わると悟ったんです」(前同)
試合後に暴れるハンセンと対峙したことがある越中氏は、こう述懐する。
「当時は入門3年目。試合後、いきり立ったハンセンを止めに行ったら、ラリアットを食らったんです。あれはダンプカーにぶつかったような衝撃……。そのまま担架で運ばれ、しばらく意識を失いましたね」
ラリアットも多くの選手がコピーしているが、田中氏はハンセンのラリアットは別格だと指摘する。
「ハンセンは腕にすべての体重をかけて押し倒すので、腕だけで打つレスラーとは違う。プロ経験もあるアメフトのタックルからヒントを得たんでしょう」
■最強の座を射止める新たな必殺技は?
昭和時代は、プロレスといえば必殺技だった。だが、平成、令和と時代が移り変わる中で、必殺技の存在は次第に薄くなっている。
「現代のプロレスは、一発で試合が決まる技がないんです。受け身の技術が向上したこともありますが、お客さんが大技の応酬を求めるようになったことも理由の一つでしょう」(前同)
昭和のレスラーは、必殺技でしとめるために逆算して試合を作っていた。
「足四の字固めで極めるなら、じっくりと足を攻め、スタミナを奪ってからフィニッシュに持っていく。地味な攻防が続くからこそ、必殺技が出たときのカタルシスがあるんです。
猪木会長はカウント2が連続する試合が嫌いで、“一発で決めろ”という方でした」(同)
令和に入っても根強い人気を誇るプロレス。最強の座を射止める新たな必殺技は、誕生するか!?
■昭和・平成・令和のプロレス!「最強の必殺技」13〜20位まで
