徳川家康がかつて愛した『本饅頭』、600年以上続く伝統の味。こだわりの餡がぎっしり! (2/3ページ)

塩瀬の饅頭のこだわりは「北海道音更町の小豆」にある。小豆の生産量が全国の80%を占める北海道は、同じ畑での連作が出来ない小豆の生産に適している広大な土地を有するためだ。なかでも北海道十勝平野の中心に位置する音更町で作付している品種「エリモショウズ」は、餡の風味が良く昔ながらのあんこの味を好む人の期待を裏切らないことから、菓子職人に好まれている。
■餡の食感が楽しい! すっきり上品な味わいがクセになる

見た目はまるでおはぎ。「饅頭」と聞いて想像するものと、あまりの違いに驚いた。見るからにずっしり感があり、食べる前から食べ応えがあるのが分かるほどだ。まん丸な『本饅頭』は高級感ある美しいフォルム故に、手土産で持って行けば喜んでもらえそうだ。

皮は非常に薄く、あんこが透けるほど薄い皮にぎっしりと餡が詰まっている。見た目は柔らかそうだが、表面に触れてみると意外にも皮がしっかりとしている。

一口食べてみると、濃厚なこしあんの中に大納言小豆が散りばめられていた。なめらかでしっとりとした餡を感じつつ、食感も楽しい。まさにあんこ好きの人にはたまらない饅頭だろう。あっさりとした程よく上品な甘さで、どんどん口に運びたくなる。普段和菓子を食べない息子にもかなりの好評だった。消費期限が2日というのも繊細でどこか特別感がある。