「外国人お断り」騒動にみる日本の差別意識、顔の小ささやはしの使い方を褒めるのも差別? (1/2ページ)

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 先日話題になった、とあるTwitterユーザーの投稿。軽井沢駅前の飲食店に「外国人は入店禁止」と書かれたボードが掲示されていたというもので、外国人差別ではないかとネット上で広まった。

 Twitterユーザーやネットユーザーからは「日本人だって入りたくないです。こんな店」「外国で観光中に同じこと書いてあったら悲しい」という批判的な意見がある一方、「外国人とは言葉が通じないしトラブルが発生した場合こじれることが多く初めから来ないでという店は多いと思います」「好き嫌いじゃなくおもてなしが100%できる自信がないからそう書いたかもしれない」「お店側としては、お客さんが入ったほうがいいはずなのにNOというのはそれだけの理由があるからでは」など店側を擁護する意見もあり、賛否両論となっていた。

 実は過去にも外国人を入店拒否した店がいくつか話題になっている。とあるすし店が中国人の予約をすぐに取らなかったということがあったり、北海道にある銭湯が外国人の施設利用を「遠慮する」という旨の看板を掲示したことがあった。いずれのケースも「差別だ」との声が日本人からも出ていたが、すし店の場合は中国人観光客のドタキャンが相次いでいた。銭湯の場合は外国人の公共浴場における利用、入浴のマナーが悪く、他の利用者からのクレームが多く寄せられていたという背景があった。

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 外国人お断りの店のケースは、店側にも理由がある可能性が高い。しかしながら、知らず知らずのうちに外国人を差別していることもあり、日本人の差別意識を考える必要はあるかもしれない。我々日本人が悪気なく発した言葉が差別につながることもあるようだ。
 
 例えば、褒め言葉のつもりで「鼻が高い」と外国人に言ったことがある人もいるかもしれない。しかし西洋では鼻は小さい方がいいと思われているため、失礼に捉えられたり“外国人は鼻が大きい”とレッテルを貼られ、差別されているように感じることがあるそうだ。

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